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名字の歴史学 (角川選書 362) 単行本 – 2004/3/20

5つ星のうち4.2 46個の評価

世界に例を見ないほど多種多様な日本の名字。歴史と文化に育まれてきた名字はどのように生み出され、現代に至ったのか。そのルーツをたどり、成立や特徴、そこに込められた日本人の想いを解き明かす。

〈目次〉
はじめに

第一章 姓名は、天皇から賜わるもの
一 氏族をたばねた氏姓制度
二 天皇の権威を高めた賜姓
三 戸籍を軸にした律令体制
四 財政難が招いた臣籍降下
五 源平藤橘の意味

第二章 名字は自分から名乗るもの
一 史料で見る名字と苗字
二 公家の名字、武家の名字
三 惣領家の名字、庶子家の名字
四 頼朝による源姓の独占

第三章 姓名と名字の存続を決めるもの
一 賜姓によって行なわれる改姓
二 ときの権力によって左右される名字の存続
三 庶民が名字を名乗らなかった理由

第四章 実名の変遷
一 さまざまな実名
二 一族の絆を深める系字と通字
三 天皇の実名は使えない
四 一般庶民の名前

あとがき
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

歴史と文化に育まれてきた日本の名字はどのように生み出され、現代に至ったのか。その変容を古代の氏姓制度、名字と地名の関係、明治の名字公称化など様々な角度から検証。名字の成り立ちやそこに込められた意味、特徴を探る。

著者について

1936年生まれ。日本医科大学歴史学名誉教授。鎌倉北条氏研究で知られる。著書に『北条時宗―史上最強の帝国に挑んだ男』(角川選書)、『天皇家と源氏』(三一書房)、『鎌倉北条氏の基礎的研究』(吉川弘文館)、『時頼と時宗』(日本放送出版協会)など多数がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川学芸出版 (2004/3/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/3/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047033626
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047033627
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 46個の評価

著者について

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奥富 敬之
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星5つ中4.2つ
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久しぶりに、面白い本に、出会えました( ^ω^ )❣️
星5つ中5つ
久しぶりに、面白い本に、出会えました( ^ω^ )❣️
久しぶりに、面白い本に、出会えました( ^ω^ )❣️日本人の「名前」の由来には、兼ねてから感心があった。「源平藤橘」って何?「藤原」「源」「平」の名の由来は?歴史が好きになる、格好の読み物です❣️( ^ω^ )いつでも、カバンに入れておいて、人に自慢したくなる一冊です❣️
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2019年7月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    久しぶりに、面白い本に、出会えました( ^ω^ )❣️
    日本人の「名前」の由来には、兼ねてから感心があった。「源平藤橘」って何?「藤原」「源」「平」の名の由来は?歴史が好きになる、格好の読み物です❣️( ^ω^ )いつでも、カバンに入れておいて、人に自慢したくなる一冊です❣️
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    5つ星のうち5.0
    久しぶりに、面白い本に、出会えました( ^ω^ )❣️

    2019年7月4日に日本でレビュー済み
    久しぶりに、面白い本に、出会えました( ^ω^ )❣️
    日本人の「名前」の由来には、兼ねてから感心があった。「源平藤橘」って何?「藤原」「源」「平」の名の由来は?歴史が好きになる、格好の読み物です❣️( ^ω^ )いつでも、カバンに入れておいて、人に自慢したくなる一冊です❣️
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    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2024年12月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    まず本書は無駄を省き、都度史料名と引用文から論証している。
    書き方も平易で入りやすい。
    その点は講談社学術文庫の利点。
    情報の質は担保されているように思う。

    ただ不満は引用論文や参照書籍一覧が無い。
    逐次でも良いので出して欲しかった。

    そこは学術系一般書の宿命か?
  • 2016年4月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    名字の変遷がよく分かりました。私が調べているのは他のことです。姓名についても触れられていますので読み物としては良いと思います。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年8月27日に日本でレビュー済み
    第4章 実名の変遷 は、
    名前や幼名の流行り(動物名、ヒコ、ヒメ、マロ、丸、子)や系字、通字、輩行ノ仮名(はいこうのけみょう)、偏諱(へんき)の話です。
    第1章 姓名は、天皇から賜るもの は、
    氏(うじ、蘇我氏、物部氏、中臣氏など)、姓(かばね、大臣、大連、宿禰など)、冠位名、臣籍降下、源平藤橘(げんぺうとうきつ)や賜姓(しせい)の話です。
    例えば、物部麁鹿火大連(もののべのあらかいのおおむらじ)は、氏+実名+姓で、
        蘇我大臣稲目(そがのおおおみいなめ)は、氏+姓+実名です。
    第2章は 名字は自分で名乗るもの は、
    名字(地名や職名、例えば千葉氏、足利氏、三浦氏など)、苗字(近世)、称号(近衛、冷泉、一条など)の話です。
    例えば源朝臣徳川右大臣家康は、氏+姓+名字+冠位+実名です。
    第3章は 姓名と名字の存続を決めるもの は、
    賜姓、放氏や削名字(姓名を奪われること)、続氏や復名字(奪われた姓名が元に戻ること)や庶民が名字を名乗らなかった理由が書かれています。

    名前の歴史は複雑怪奇で名誉欲の塊だったことがわかります。
    姓が欲しい(徳川)、冠位が欲しい(徳川家康ならば右大臣)、氏が欲しい(徳川家康ならば源氏)
    10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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